四川料理
四川火鍋
担々麺
バンバンジー(棒棒鶏)
おこげ肉片
マーボ豆腐
夫婦肺片
竜抄手
ギンナン・ローストチキン
竜井サウナエビ
四川火鍋

皆さんは火鍋という料理を知っていますか?私は成都市に来て初めて知りました。初めてみた時はとても衝撃的でした。

簡単に言えば四川風しゃぶしゃぶのことです。この料理はもともと重慶市の嘉陵江の川沿いが発祥地で、昔は、近くに牛の屠殺場があり、料理屋はそこから安い牛の臓物などを買ってきて美味しく料理し、漁師や人夫たちに喜ばれたそうです。冬になると川風によって冷たくなり、味が落ちることから、熱い鍋を囲んで食べる四川風しゃぶしゃぶが考えだされたそうです。以降火鍋の評判は周囲に知れわたることになり、やがて名物料理のひとつになりました。

「鍋」がつくだけに作り方自体は日本の鍋料理と大差ありません。特徴は、「鴛鴦鍋(えんおうなべ)」と呼ばれる真ん中で2つに仕切られた鍋を使うところにあります。片方は唐辛子を大量に入れた辛いスープ、もう片方はトマトやナツメの入った全く辛くない白い豚骨スープで、一度に2種類の鍋を味わえるものです。たれはとても特徴があり、ごま油ベースのたれをつけて食べます。初めての人は白いスープをポン酢で食べると日本の鍋の水炊きのように美味しく食べれます。保険として持参するのもいいと思います。聞いた話ですが、本当か嘘かわかりませんが、火鍋のスープは「だしがとれる」とかいう理由で、前の客が使った鍋の油は捨てずに、次の客も使うという店もあると聞きました。具の方は、と言いますと、もうなんでもありですね。まあ、無難なものとしては、羊肉?牛肉?センマイなど肉類と、チンゲン菜?ほうれん草?椎茸?えのきだけ?たけのこなどの野菜、ウインナー?ハム?魚介のだんご?オムレツと餃子が合体したようなもの?かまぼこ?うずらたまご、魚、等々好きなものを注文します。因みに私が食べた変わった具では、アヒルの舌(骨の周りの僅かな肉をしゃぶる感じ)?犬の肉(味がしっかりしていて意外と美味)?豚の脳みそ(これはもういらないです。あんきものような感触でした。私はレバーや肝の舌触りが苦手ということもあるかもしれません。)

私が始めて食べた時は、唐辛子を大量に入れた辛いスープだけで食べました。その時はもう激?激?激辛、山椒の痺れるような辛さ(麻)と赤唐辛子のピリピリする辛さ(辣)の2つの辛さが、私の口、舌、胃袋に向かって襲ってきました。しかし激辛にも関わらず、食べ始まると止まらない不思議な魅力あり、気がついた頃には、汗だくでした。私が火鍋を食べる時のポイントが4つあります。1つめは野菜類はスープをよく吸収するため長く辛いスープに入れないことを勧めます。2つめは、肉など食べる時は、肉は火を通した時縮むためその間に山椒の実がある可能性がありますので気をつけても食べる必要があります。3つめは服装です。始めて食べる時は、なるべく薄着をして、タオルとうちわを持っていくことをお勧めします。成都の人の中には上半身裸で食べている人もいました。4つめは個室を予約しない時は、店に入ったときエアコンの近くの場所を陣取ることをお勧めします。成都市に来た当時は火鍋を見るのも嫌でしたが、現在の私は1週間に1度は食べないと物足りなさを感じています。